今では多くの看護師が転職をしています。一昔前に比べて看護師の求人募集が増えていたり、ネットを通じて気軽に求人情報を見つけられるなど、むしろ近年の方が転職活動をしやすい環境になっているためです。ただ同じ転職をするなら、いわゆるホワイトな職場を選びたいと思うのが看護師の本音でしょう。
ホワイトな職場の特徴ですが、離職率がとても低い点が挙げられます。求人情報を検索する際は、離職率を目安にして、あまりにも割合が高い求人は好待遇でも気を付けましょう。反対に給与や待遇面が平均的でも、離職率が低い職場であれば、現場スタッフが毎日無理なく和気あいあいとした雰囲気で勤務している可能性が高いです。
次に勤務体系が自由に選べるか、という点も一つの基準となります。人員が十分に足りている職場の場合、働き方の自由度が高いです。非正規雇用から正規雇用まで色々な働き方の求人が同時に募集されている職場は要チェックです。また、同じ正規雇用の場合でも、細かな職種や働き方、勤務スタイルの希望が出せる職場なら、無理なく自分のペースで働き続けられるでしょう。
そして最後に確認したいのが、実際の職場の雰囲気です。在籍する看護師がいつも笑顔で働いていたり、上司と部下、同僚同士が常日頃から円満な空気でコミュニケーションを交わしている場合はそれだけでホワイトな職場であるというサインにもなります。人間関係がギスギスした職場では、たとえ待遇が良くとも長期間にわたり安心して働くことができません。
それぞれの特徴から看護師にとってホワイトな職場かどうかを見極めるコツを身につけて、転職成功につなげていきましょう。